入園グッズって手作りが当たり前なの?
不器用でも作ったほうがいいのかな…?
入園グッズいまどき既製品が多いのかな?
手作りしたいけど、気合入りすぎって思われちゃう…?
来春、幼稚園の入園を控えているむすめ。
レッスンバッグ(絵本袋)をはじめとした入園グッズの数々を準備しなければいけません。
ここでまず悩むのが、入園グッズつくるか買うか問題。
- 手作りじゃないとかわいそうって思われる?
- 既製品買うのがラクでいいけど味気ない?
- フリマアプリで手作り風を買おうにも意外と高い?
そもそもミシンがないって方も多いですよね
みんなどうしているのか、去年入園をむかえた50名ママに入園グッズのリアルな意見を聞いてみたところ……
入園グッズを手作りした人の割合は約4割!でした
既製品を買った人とそこまで大差がなかったんです
ほかにも手作りや既製品、制作代行のメリット・デメリットも教えてもらったので、「入園グッズどうやって準備しよう」とお悩みの方の参考になると嬉しいです。
入園グッズを手作りした人は約4割でした
質問:入園グッズはどうやって準備しましたか?
- 手作りした 44%(22人)
- 既製品を購入した 36%(18人)
- 身内・友人に作ってもらった 14%(7人)
- フリマアプリ・手芸店でオーダーした 6%(3人)
やや手作りした人が多いかな?ぐらいで、既製品を買った人の割合と変わりませんでした。
ただフリマアプリや身内への制作代行を含めると、64%が手作り品で準備されている結果に。
入園グッズはいまだに手作り派が多いことがうかがえますね。
次からは、それぞれの口コミやメリット・デメリットを紹介します。
入園グッズを手作りした人の口コミ
子どもが好きそうな柄の生地を買ったり、作ったのを気に入って使ってくれると嬉しいなと思って作りました。 自己満足のために作りました
園で指定された大きさ、素材の物が近隣に売っていなかったから
手作りの方が人とは被らないので
手作りした理由で一番多かったのは、「入園の記念にこどもに作ってあげたい!」という意見。
私も手作りしましたが、「わたしが作りたいから!」が大きいかもしれません。
むすめの七五三の着物づくりですっかりハンドメイドの楽しさに目覚めちゃったんです
入園グッズを手作りするメリット・デメリット
入園グッズを手作りしたママさんたちに、メリット・デメリットを聞いてみました。
メリット | デメリット |
子どもの好きなデザインでつくれる 人とかぶらない | 時間がかかる 耐久性が心配 既製品より高くつくことがある |
メリット①子どもの好きなデザインでつくれる
子供の好きな柄で手提げなども作っていたので子供が一番喜んでいました。
お子さんの好きなキャラクターや柄、色でつくれるのは最大の利点!
我が家の娘も3歳をすぎたあたりから、服や身に着けるもののこだわりが強くなってきました。
ぴんくのくまちゃんがいいの!フリフリもほしい!
慣れない園生活でも、自分のお気に入りのものが身近にあれば心強いかな、ということでむすめの希望をふんだんに取り入れることに。
(淡い色やモノトーンでおしゃれにしたかったなという母親の意見はグッと呑み込みました!!)
むすめ希望ぴったり、くまのぷくぷくとしたキルティング生地で一式つくってみました。
ショップの生地のラバンシュさんでは、くまの他にもねこやリスのキルティングがあって思わず「かわいーーーーー!」とさけんじゃいました……。
しかも問い合わせフォームから、生地の見本を無料で4~5枚も送ってくれるんです!
色あいや厚みをむすめと確かめながら決められたので、好みピッタリの生地が見つかりました。
▶▶生地のラバンシュでキルティング生地を探してみる
メリット②人とかぶらない
お友達とかぶったりすることもないので、間違えて持って帰ってくることはなかったです。
手作りすれば唯一無二のデザインでできるので、取り違えることもありません。
お子さんにとっても「世界で一つ、自分のためにつくられたもの!」は嬉しいですよね。
デメリット①時間がかかる
初めて作るものばかりだったので、作り方のサイトを見てもなかなか内容が理解できず、かなり時間と手間がかかった
入園グッズを手作りしたのはいいものの、思いのほか大変だったとお疲れのママさん多数でした。
直線縫いが多い入園グッズですが、とにかく数が多い!
- 絵本袋
- 座布団
- 上履き入れ
- カラトリー・お弁当入れ
- コップ入れ
- 体操服入れ
などなど、3点~5点ほど準備する必要があります。
私も7点制作しましたが、生地選び~完成まで約2か月かかりました。
なにかと忙しい時期ですし、制作時間はたっぷりとっておいたほうがいいですよ!
「手作りしたいけど、ちょっと自信ないかも」という方には便利な手作りキットがおすすめ。
作り方はもちろん、必要なm数の生地や小物がひとつにまとめられたキットがあるんです。
生地って最低購入できる長さがきまってるので、ついつい余りがちなんですよね
こちらは選択肢が少ないと言われている男の子向けデザインでも20種類もあります。
子どもの好きな生地で作りたいんだけどな~って方には、表生地だけ自分で用意するキットもあります。
▶▶入園グッズ手作りキットのおすすめ人気ランキングを見てみる
あと、もうひとつ!手作りするなら気を付けておきたいことがあります。
3月の入園説明会で詳しいサイズの話があったので、制作時間がたりず何日か徹夜しました。
園によって入園グッズのデザインやサイズの細かいルールが定められているところもあります。
たいてい「入園説明会で詳しくお話します」というところが多いんですよね。
2~3月ごろの入園説明会を聞いてからだと、制作が間に合わない可能性も……。
- そもそも2~3月って何かと忙しい時期
- 入園まで日がなく制作時間が少ない
- 気に入った生地が売り切れ状態
なんてこともあるので、注意したいところですね。
私は出産時期と重なっていたので、説明会よりも前に園に注意点がないかを確認して作りました
デメリット②耐久性が心配
手作りなので、洗濯の耐久性が心配だった。
案の定、素人の作品なのですぐ破れてしまった。
何かと汚れやすいお弁当袋や上靴いれは、ガシガシ洗いたいもの。
ただでさえ幼児は汚す才能にあふれていますからね!!
ミシンで縫っているとはいえ、お洗濯に耐えられるのかちょっと不安におもってます。
買っておいた生地があまったので、よく洗うであろうコップ袋・給食袋などは洗い替え用に2個ずつつくりました。
デメリット③既製品より高くつくことがある
はりきってブランドの生地を使い、リボンやレースにもこだわったことから思いのほか費用がかさんでしまった
これめっちゃわかります。
私もなるべく100円均一で売られているものを使いましたが、それでも総額5,000円以上かかっています。
手作り=安くできるといったイメージもありますが、実は既製品を買った方が安いなんてことも。
リバティ柄とかいいお値段しますもんね……
思い出に残るものではありますが、費用面とのバランスも考えて作りたいですね。
安くおさえたい!という方は、手芸店のハギレや100円均一のカットクロスを使うのもおすすめですよ。
なかには、こんな声も……
本の通りの寸法で作ったところ、園指定の上履きが入らず…結局イチからつくりなおしました
これ、けっこうあるあるみたいでして、アンケートでも3名の方がサイズが合わず心が折れたと回答してくださいました。
せっかく作ったのに、入らないなんて悲しすぎる……。
作り直すと生地代だけでなく、時間も手間もかかってしまうので、実物をもとにサイズを決めたほうがが良いですね。
既製品の入園グッズを購入した人の口コミ
既製品でも好きなキャラクターだと喜んで持っていくため、楽しく保育園に行ける様子でした。
裁縫が苦手なのと時間がそれほどなかったため既製品を購入しました。
ミシンもなし、手作りなどサラサラ頭にありませんでした。特にサイズ指定はなかったので、既製品を買いました。
既製品のものは子ども心をくすぐるデザインはもちろんのこと、
最近ではくすみカラーやシンプルなママ好みのものも増えてきてますよね。
私もむすめの好みと財力がゆるすのであれば、ファミリアで揃えたかったな……
入園グッズはどこで買う?多かったのはこの4つ
ちなみに「入園グッズはどこで買いましたか?」と聞いてみたところ、以下4つでした。
- 楽天
- 西松屋
- バースデイ・しまむら
- イオン
店舗なら目で見て確かめて購入できるので、使い勝手も確かめられるのがいいですね。
西松屋の入園グッズ、かわいすぎる…私が欲しい……
近くに店舗がない・見に行く暇がない方にはオンラインショップがおすすめ。
個人的にめちゃくちゃツボった可愛いお店おいておくので、良かったら寝る前にスマホでぽちぽちご覧になってください。
PUPPAPUPO
韓国発祥のイブルの風合いがほんわか可愛いすぎる!売り切れ続出レッスンバッグ
カラフルキャンディスタイル
ポップで幼児さんの心をくすぐるデザインが多いので、お子さんのお気に入りが見つかるかも!
▶▶カラフルキャンディスタイルで通園・通学グッズを見てみる
既製品の入園グッズを購入するメリット・デメリット
メリット | デメリット |
楽に準備ができる 丈夫でしっかりしている | 人とかぶる可能性がある |
メリット①楽に準備ができる
なかなか作る時間がとれないので、楽に準備ができました。
入園準備は制服採寸や名前つけ地獄と、なにかと忙しいもの。
既製品を買う最大のメリットってやっぱり「準備に手間がかからないこと!」。
柄やデザインがばらばらになってもOKなら、費用もグッとお安く準備できます。
100円均一や3COINSでもかわいいものが豊富にそろっていますよ
メリット②丈夫でしっかりしている
やはり既製品はしっかりしている!
小さい子は袋をもつとぶんぶん振り回す生き物です。(なんで?)
むすめもプレ入園の際にうわばき入れを手作りしたのですが、ところどころほつれている箇所がありました。
既製品なら耐久性も安心!
デメリット①人とかぶる可能性がある
田舎で唯一の大型スーパーで購入したら、同級生と被りまくりました。
購入先が限られていると、他のお子さんとかぶってしまう可能性大です。
入園したてだと同じデザインだったら、子どもではわかりにくいかもしれません。
たびたび取り違えがおこると面倒ですよね。
おなまえシールをわかりやすいところに書く、ネームホルダーをつける、など対策しておいたほうがいいですね。
フリマアプリ・手芸店でオーダーした人の口コミ
裁縫が苦手で、用意する時間もなかったため、フリマアプリで探しました。子供と一緒に好きなデザインを選べたので良かったです。
裁縫が苦手だが、手作り感のあるものが欲しかったのでフリマアプリで注文した。
フリマアプリでハンドメイド商品を出品されてる方は、裁縫が上手なので、サイズなどの調整も聞いてもらえました。
- 裁縫は自信がないけど、手作りっぽさがほしい!
- 園の指定がこまかいのでショップをいくつも回らなければいけない…
という方には制作代行がおすすめ。
年明けごろから手芸店やフリマアプリで受付を開始するところが多いようですよ。
入園グッズのオーダーで人気なのはメルカリ
入園グッズのオーダーはユザワヤやトーカイといった手芸店でも対応してもらえますが、
- お店で取り扱っている生地でしか作れない
- オーダーが重なると2~3週間以上時間がかかる
- 完成品を見て決められない
- お値段が割高な気がする……
といった理由から、近年ではフリマアプリが人気みたいです。
アンケートでも全員がメルカリでオーダーされていました!
人気のものは2~3月になるとオーダーストップになってしまうことも。
おしゃれなデザイン・お安め価格な方から売り切れるので、早いうちに目星をつけておきましょう。
フリマアプリ・手芸店でオーダーするメリット・デメリット
メリット | デメリット |
先に完成品を見てえらべる 人とかぶりにくい | 高くつく |
メリット①先に完成品を見てえらべる
子供の好きなキャラクターや柄を一緒に写真で見ながら選べたので良かった。
手作りだと0から作るので、お子さんい完成形を見せられないんですよね。
出来上がってみるとお子さんからの「思ってたんとちがうねん」という悲しい事件も起こりえます。
(時間も手間もかけたのに……)
その点、制作代行ならあらかじめ完成品のサンプルや画像を見てえらべるので、お子さんが本当に気に入ったもので準備できます。
メリット②人とかぶりにくい
メルカリに出品されているハンドメイド作家さんに依頼しました。
周りとかぶることないので安心です。
手芸店でお気に入りの生地からつくってもらう、何万人もいるハンドメイド作家の手作り品であれば、そうそうかぶることもありませんよね。
時間と手間を節約しながら、手作り品のいいとこどりができるのは嬉しいポイント
デメリット①高くつく
生地代と制作代行費で高くついたので、これなら手っ取り早く既製品を買えばよかったです
制作代行を頼むと、かかる費用は生地代だけではありません。
生地代+制作代+(サイズ変更代といったオプション代)
作ってもらう手間賃に加え、ポケットをつけたい、フリルやワッペンをつけたいとなるとオプション費用がかさみがち。
生地代や制作数にもよりますが、2万円ほどかかってしまった、なんて声もありました
ただ、私もメルカリに出品されているハンドメイド作家さんの作品を見てみたんですが、「この値段でいいの!?」と驚く作品ばかりだったんですよね。
デザインもめちゃくちゃ可愛いし、なのにお手頃なんてコスパ最強じゃん…!
入園グッズを身内・友人に作ってもらった人の口コミ
裁縫が苦手でミシンが家にないので、母に作ってもらった。
義母が裁縫が得意で、ぜひ作りたいと言ってくれた為。
私もまわりのママ友さんは、おばあちゃんが作ってくれた方が多かったですね。
入園グッズを身内・友人に作ってもらうメリット・デメリット
メリット | デメリット |
制作代行より自由度が高い | 気を遣う |
メリット①制作代行より自由度が高い
幼稚園の指定サイズで作ってもらえたし、ネットで取り寄せた気に入った生地も使えたのでよかったです。
裁縫が得意という方が身近にいれば、お気に入りの生地が使える、園からの細かいサイズ規定でつくってもらえるので助かりますね。
デメリット①気を遣う
義母が作りたいといってくれたけど、頼むのはなんだか申し訳なかったです
実母ならまだしも義母だとちょっと気がひけるかも。
制作時間がタイトだったり、デザインにこだわりがあるとなおさら言いにくいですよね。
ただ、こんなご意見も!
母に上履き入れを作ってほしいとお願いしたところ、孫のためだと喜んで引き受けてくれました。親孝行にもなって良かったです。
入園グッズを作ってもらうことで、親孝行にもなるなんて素敵ですよね。
お母さんの手作りももちろん嬉しいですが、ばあばの手作りもあたたかみがあって一生の記念になります。
なぜ?入園グッズが手作り推奨な理由
そもそも入園グッズってなんで手作りが推奨なの?
入園グッズは買って用意する人も増えている一方、園から「手作り」を推奨されるケースもあります。
ちょっと気になったので、元保育士のママ友3人に聞いてみたんです。
入園グッズ「手作り推奨」とされる理由
- 手作り=愛情の証という考え
- 細かいサイズ規定がある
- 慣れない環境でも親の存在が感じられる
- 取り違えを防ぐため
令和の時代とはいえ、母親が手間暇かけて作ったものに愛情を感じるといった考えもあるようです。
ただ元保育士ママさんたちいわく、「これはまったく関係ない」と笑っていました(笑)
既製品でもネームプレートやお気に入りキャラクターのワッペンをつけるだけで、子どもにとっては精神安定剤になるんですって
ただ、「取り違えを防ぐ」という点では手作り品は助かるとのこと。
まだ字が読めない幼児では、同じ既製品だと間違って持ち帰ることが多々あるそうです。
手作り品ならかぶることもないので、本人だけでなくお友達も「〇〇ちゃんのかばん」と覚えてくるそうですよ。
まとめ:手作りか買うか、ぶっちゃけ入園したらどうでもよくなる!
入園グッズを準備するにあたって、やっぱり気になるのは入園後の子どもたちの反応。
- 買いたいけど、手作りの子とくらべて、寂しい想いをさせたら…
- 気合いを入れて手作りしたものの、浮いてしまったら…
- ムリして作っても、出来栄えがわるかったら…
ということで、最後に50人ママたちにも聞いてみました
「入園グッズが手作りか既製品かで、お子さんがいじけたり、お友達とトラブルになったりしましたか?」
全員が全員、50名の方がNO!と答えていました。
手作りものを見ると、子どもに申し訳ないなと感じていましたが、当の本人はお気に入りのキャラクターもので喜んで登園していました。気になるのは準備した親だけかも。
親同士のひそかなマウントの取り合いはあっても、子どもはまったく見ていないですよ
大切なのは手作りかどうか、ではなく「子どもが喜んで持って行ってくれるか」。
入園してしまえば、どこのお子さんが手作り品か?誰が作ったのか?既製品か?なんて全く気になりません。
ラン活で悩みに悩んだランドセルも、入学したらどうでもよくなるっていいますもんね。
お子さんと一緒に入園準備を楽しく進められますように!
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